
お盆休みのこの時期、行楽各地は人混みでごった返すが、茨城県は比較的ゆるやかな混雑で過ごしやすい。中でも霞ヶ浦は都心近くにありながらのんびりと過ごせるスポットだ。写真は遊覧船のジェットホイルつくば号。

ジェットホイルつくば号は1日8便土浦港から霞ヶ浦を40分周遊する。中々格好良くメルセデスベンツ製という事で親近感が湧いたが水族館に行く目的があり断念。難しい問題だが対岸にも着けば客足も増えそうだが。。

さて、土浦駅ではもう一つ面白い乗り物を発見。それはこのダックツアーの水陸両用バス。ジェットホイル同様、霞ヶ浦を周遊するが奥までは行かない。それでも日本2位の面積を誇る湖なので景色は悪くなさそうだ。

土浦駅では僅かな停車時間ですぐに発車して行った。どちらかと言うと陸側のイオンモールへ行くのに便利な感じだが、イオンの他にも城址公園等を通る。よく見ると左右で若干デザインが異なる。

そして土浦駅からは水族館のある歩崎公園を目指す。車で約20㎞。バスだと約2.5㎞手前の田伏あたりまでは行けるが、そこからは交通の便が無くタクシーが必要。その途中にはかすみがうら市郷土資料館もある。

かすみがうら市郷土資料館は、城の形をしているので訪問記念に写真を撮るスポットにも適している。中には入らなかったが中々良く出来た造りで天守閣やお堀まである。

資料館からは500mほどで水族館に到着。市の運営で規模は大きくないが珍しい生物が多くいて、中には触れるものや餌やりを出来るものもいてとても動物との距離が近い楽しみを味わえる。

入口ではアルダブラゾウガメのアルディーがお出迎え。とても人懐こくて人気者。フラッシュでなければ撮影もOKらしい。カメラを向けてもこちらを向いてくれている。ぜひとも末永く長生きしてもらいたい。

その他、ウーパールーパーやオオサンショウウオ、珍しいトカゲやカエルなど両生類や爬虫類、古代魚などが多い。人によって好みは違うが、こういう類もなかなかかわいいものだ。

ちなみにウーパールーパーは場所は違うがと東京の増上寺にもかなり大きくなったものがいた(残念ながら今年亡くなってしまった様だが)。最近巷では食用になっているというが、人は意味もなく殺生し過ぎだ。

これはアフリカツメガエルの種類だろうか?テレビアニメのキャラクターに出てきそうな感じ。鉄道に例えてなんだがルフトハンザエアポートエクスプレスET403はこの顔によく似ている。

かすみがうらの湖畔にて、お手軽な癒しの旅としてはなかなか良い場所だ。残念ながら帆引き船はいなかったが、また折を見て来てみたいと思う。
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