双屋内燃動車組-廬山号の思い出-

双屋内燃動車組.JPG本ブログ開設当初にUPした廬山号。1998年に中国の南昌-九江間にデビューしたオール2階建て車両で、NZJ型動力車2両とSYZ25型客車2両の4両1編成から成り、地元では「双屋内燃動車組」と呼ばれていた。この頃からそれまで機関車牽引が主流だった中国国鉄が様々な動車組を製造して行ったが、この車両はまさにそのブームの先駆け的存在であった。


SYZ1-1.jpg2001年夏九江訪問時に撮影した双屋内燃動車組。実働期間は約7年との事だが、2000年以降はこの様に留置されている事が多く先駆け的存在でありながら謎の多い車両であった。2編成製造されたが残念ながらその活動している様子を伝える映像は殆ど無い。わかっているのは製造が今の唐山軌道客車でドイツ・シーメンス社の技術を参考に造られている事位だ。


SYZ1-2.jpg最高時速は160㎞/h。後に生産された「新曙光号」「金輪号」「神州号」「普天号」等、中国には多くの2階建て動車組が存在したが、どの車両も活動期間はあまり長くなく、この廬山号と普天号は特に短命であった。普天号は試験車両の様だったが、廬山号も同様の目的があったと推測される。ただ、廬山号は運行区間が公開されていたのはせめてもの幸いだった。


SYZ1-3.jpg冒頭の写真では華奢な印象に見られがちだが、実物は2階建てだし結構大きいイメージだった。この謎に満ちた車両を生で撮影出来た事は今でも良かったと思っている。尚、昆明鉄路局に配属された2階建て車両はこれと良く似ているが同車ではなく、別途改めて製造されたものらしい。この車両は2編成共約10年前に既に解体されたとの事だ。


九江1r.jpg久江では観光地である能仁寺にも訪れた。能仁寺は中国各地にある寺で、日本にも同じ名前の寺がある。九江の観光地といえばやはり列車の名前にも出てきた「廬山」が有名だが、市街地からは時間がかかる。対してこの能仁寺は駅から比較的アクセスしやすく、短時間でどこか巡りたい時はお勧めスポットだ。他にも珍しい寺が多くあるので探求するのも面白い。


九江2.jpg能仁寺にある古塔。九江には鎖江楼塔と言う有名な塔があり、よく似ているがこれとは別物である。九江の観光スポットはガイドやネットで探してもあまり多くは出てこないので粘り強く探さなければならない。また地下鉄も無くバスも不便なので基本的にはタクシーで回ることになるので地図を用意しておくと便利だ。他には長江の河沿いも中々良い雰囲気だ。


南昌1.jpgこちらは南昌の街並み。南昌は日本からの直行便が無く、ツアーも無いのであまりよく知られていないが、江西省の省都である都市だ。街並み一つとっても所々に日本にはお目にかかれないユニークな建物が点在する。しかし夏は大変暑く、冬も結構寒いので春か秋がお勧めだ。南昌の旅行会社は日本用窓口が無いものの、結構日本語が話せる人がいたりする。


南昌3.jpgかつての南昌のシンボル的な建物と言えばこの南昌五湖大酒店を挙げたい。南昌には英語が通じる外資系のホテルも多く存在し、このホテルはほぼ中国語しか通じなかったが折角南昌に来たからにはとこの独特なデザインの建物を選んだ。グレードは4つ星だったが2010年何故か5つ星ホテルに改装する為、建物も再建され今は普通の外観になってしまった。


南昌2.jpgそして南昌最大の観光地「滕王閣(とうおうかく)」。武漢の黄鶴楼と並んで、江南の三大名楼の一つと言われている。653年に創建された大変歴史のある建物だ。訪れた際には是非お勧めしたい場所だ。




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